震える心へ

―自分が自分であり続けるために―より良く、より自分らしく生きるためのヒントになる話を考え付く限りの角度から話していきます。

守られようとしてはいけない理由

こんばんは、YUKISHIBAです。

今回は自分を守るということについてお話しします。
ここで言う自分を守るとは、
犯罪などから身を守るというよりは
生活の保障という意味合いです。




皆少なくとも便宜上は子供のうちは親や学校の先生などの大人たちに守られ、
社会人になってからは会社などの組織に守られ、
そして生涯にわたり国に守られています。

私達は様々な形で保護されながら生きています。

しかしその一方で「自分の身は自分で守る」という意識も持ち合わせています。
これは防犯などの観点は限らず経済面でも言えることです。


守られ方と守り方、
来ていくうえで心得る価値があるのはどちらでしょうか。

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人は時に、誰かから守られることに渇望を感じることがあります。
誰にも守られていないと感じた時、根源的な不安を感じます。

しかしその不安は誰かが守ってくれたところで本当に解消されるのでしょうk?


守ってもらうということに関しては非常に注意が必要です。

自分の生活を守ってくれる存在は同時に、
自分の人生を支配できる存在です。

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守られるために払う代償

生活とは物理的な意味で生きることそのものです。
自分が誰かに生活を守ってもらうということは、
誰かに自分を生かしてもらうということです。
簡単に言えばその誰かが自分の生命線になるということです。

生命線が断たれれば即命の危機に直面することになります。


だから生命線の言うことは絶対なのです。



あなたの生命線は誰ですか?


例えば普通の会社員にとって会社は生命線です。
給料や社会保険を保証してくれる存在ですから。
だから普通の会社員にとって会社からの命令は絶対なのです。
もし逆らって退職に追い込まれれば
それは生きる術が断たれるということですから。

例えば子供にとって親は生命線です。
だから子供にとって親の言いつけは絶対です。
もし逆らえば様々な"お仕置き"は勿論、家の中で冷たくされたり必要な物を買って貰えないなど、
子供にとっては致命的な処遇が待っています。

例えば専業主婦(夫)にとって夫(妻)は生命線です。
生活費を稼いでいるわけですから。
だから専業主婦(夫)にとって夫(妻)は絶対的存在なのです。
もし逆らえば肉体的・精神的或いは経済的暴力を受けるのが容易に想像出来ます。


もうわかりましたね?

誰かを保護している人や組織は、
その立場を利用すればその人をあらゆる面で支配出来るのです。


「従わないなら守ってやらないぞ」
という姿勢をちらつかせれば
相手はどんなに嫌でも命令に従わざるを得なくなるし、
それがわかっているからどんな命令だって出来るのです。


あなたは会社からの理不尽な命令に逆らえますか?
そもそも守って貰ってる立場ですから、守ってくれる立場の人に逆らうなんてそう出来ることではありません。


守ってもらうというのは、そういうことなのです。

この状況は別な言い方をすれば
「支配する」とも「牛耳る」ともいう事が出来ます。


生活を保障して貰うことで安心を得るはずが、
気付けば「ご主人様の言いなり」にされているのです。

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あなたは誰かの言いなりになりたいですか?


もしここまで聞いて尚誰かに守られたいと思うなら、
守ってくれる人の言うことを何でも聞く覚悟は持ってください。

それ以外の方はお話にもう少しお付き合い下さい。


自分を守れるのは自分だけ

どうすればこんな目に遭わなくて済むか。


ここで思い出したいのが
「自分の身は自分で守る」という意識です。

自分の身の安全や生活していくことに関して
誰かに全てやってもらおうというのではなく、
あくまで自立してやっていこうということです。


何故誰かの言いなりにならなければならないのか。
それはその人に自分の生活を支配されているからです。

何故その人に自分の生活を支配されているのか。
それはその人に生活を守ってもらっているからです。

何故その人に生活を守られているのか。
それは自分で自分の生活を守っていないからです。


もし親が自分を支配しようとしてくるなら
諦める前にまず家事は一通り出来るようになって、
それからある程度自分で仕事をしてみるなどすれば、
十分ではないにしろ自分で自分の面倒を見る力は付くはずです。

自活する力が少しでもつけば、親の支配から解放される糸口が見えてくるでしょう。


もし自分が主婦(夫)でパートナーが横暴なことをしてくるなら、
言い訳する前にまず自分も働いてみるのです。
いちいち了承を得る必要はありません。
それが出来れば相手がお金を使って支配したくても出来なくなります。


もし会社が自分を好き勝手に使ってくるようなら、
辞めるという選択肢を持つのです。
つまりその会社を辞めても生きていけるようにするのです。

例えば副業をするとか、なるべく元手のかからない方法で
その会社以外の収入経路を作るのです。
そうすれば仮に「養っていかなきゃならないでしょ?雇ってあげるから会社に尽くしてくれるよね?」
と言われたとしても鼻で笑うことが出来ます。


但しその際はなるべく雇用されない形がいいでしょう。
「雇用」という形態自体が雇用主による労働者の支配を許しているからです。

私はそういった観点からフリーランスや業務委託がおすすめ出来ると考えています。
何故なら人が人を「雇う」のではなく、
人に仕事を「依頼する」という関係で成り立っている
からです。
つまり対等な関係での仕事が可能なのです。

(フリーランスに関してはまた別の機会に触れることにします。)

守ってもらってそんなに幸せなのか?

簡単に言うなぁと思うかもしれませんが、
何も簡単だとは言っていません。

しかし逆に誰かに守ってもらいながら生きることが
自分で守りながら生きるより本当に簡単でしょうか?

よく考えてみてください。
自分の運命、生死を他人の行動一つにかかっているという状況で生きるのが
そんなに楽だと思いますか?

私なら不安だし他人に人生をコントロールされるのはどうにも性に合いません。



「守ってもらう方法」に関してはそこらじゅうに溢れています。
国・社会全体で推奨しているからです。
大学に行けばそんな情報だらけです。
就職の相談をすればこれに関する答えばかりです。

何故かは、ここにいる皆なら想像がつくんじゃないでしょうか?


逆に自分で自分を守る方法に関しては役に立たない情報も多く、
実現するのが難しいです。
しかしその代わりに人生での幸福度は高くなります。
人は人生においてコントローラビリティの高い方がより幸せを感じる傾向があるということは
科学的な見地からも立証されていることなのです。

つまり仕事内容や自分の振る舞い、収入の得方、自分の人生のあらゆることを自分で決められる状況にいる方が
人は幸せを感じやすくなるのです。

さらに言えば自分で自分の身を守るということは、その人が本当の意味で自由である証拠なのです。

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ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
今回は他人に守られようとしながら生きることが思わぬ不幸を招くということをお話ししました。

誰かに保護されながら生きる経験が多いほど、それ自体によって不自由を感じる経験も多くなるのではないでしょうか。

あなたの職場や家庭はどうですか?
離れたいけど離れたら生きていけない…
そんな苦しい状況にあるなら、
まず自分で自分を守るという考え方から自分に教え込んでみてはどうでしょうか。

きっと世界が開けてくるはずです。

それでは。



YUKISHIBA